巨人門脇誠内野手(23)が6日、春季キャンプ第2クール初日で精力的に汗を流した。

打撃練習では体を目いっぱい大きく使いフルスイング。フリー打撃とロングティーで柵越えを披露した。「強く振るということは意識してますけど、実戦を想定したバッティングと、バッティングの中で、しっかり振るという2つに分けてやっている」とテーマを持ってバットを振り込んだ。

居残りでの特守も行った。複数のグラブを使い分け感触をつかんでいる。グラブさばきに力を入れており「(捕球面が)平らなグローブは(ボールを)弾くので、しっかりショートバウンドに合わせて捕るというのをメインでやっている。どのグローブでも同じように(捕球)するということを意識している」と正遊撃手として守備力アップを狙う。

侍入りを見据えるも、まずはチームの優勝が最重要課題だ。昨年11月のアジアCSで初めて代表入り。決勝の韓国戦でサヨナラ打を放ち優勝に貢献した。11月にプレミア12を控える中でも「(侍入りへの意欲)もちろんありますけど、今は全然考えてないです。もうまず(巨人で)優勝したいので、そのために必要なことをまずはやりたい」と4年ぶりのリーグ優勝へ奮闘する。

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