阪神ドラフト1位の下村海翔投手(21=青学大)らキャンプ2軍スタートの新人7選手が休日の9日、沖縄・うるま市の勝連(かつれん)城跡を訪れた。

連覇に向けた「うるま“勝連”祈願式」が行われ、浜比嘉島のマース(塩)の入ったお守り「勝マース」が贈呈された。

下村は第2クール中、ドラフト1位の先輩で、プロ11年目の岩貞祐太投手から助言をもらった。1軍初登板のことを質問すると、自信のあった直球を打たれ「自分ってこんなにちっぽけやったんやな」と思ったという。それでもスタイルを変えず、相手の分析や配球の勉強をした岩貞の経験談に目を輝かせたという。「考え方で上回れば抑えられると言っていた。すごくいい話を聞けて、やる気出ました」。大学時代の疲労回復を優先し、ここまでブルペン投球は行わずに独自調整。「投げる試合は全部勝ちたい」。金言を胸に「勝連」から連覇への力になる。【村松万里子】

○…第3クールや紅白戦に向け、

▽阪神ドラフト4位百崎 打撃では負けたくない。長所をもっともっと伸ばしたい。今はフォームの見直しや力強さを求めてやっています。

▽阪神ドラフト5位石黒 ちょっと疲れてきているのでなんとか調整する。投げると想定して今は準備しています。

▽阪神ドラフト6位津田 すごく成長できてると感じながら練習できていて、楽しい。紅白戦は普段通りのブルペンで投げているような球を投げたい。今の実力を試したい。

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