現役ドラフトで楽天から加入した内間拓馬投手が、移籍後初実戦で猛アピールした。

宮崎・日南市での1次キャンプの紅白戦で紅組の3番手で5回から登板。最速149キロの直球を軸に「打者を見ながらやっています」と小園、田村らを相手に打者によってタイミングを変える投球で、1イニングで2三振を含む4人(特別ルール)を完璧にねじ伏せた。「ゼロに抑えるのは一番いいこと。少しは自信になったかな」と手応え十分だ。

今キャンプ序盤に希望のポジションを尋ねてきた新井監督に「ブルペンで勝負したいです」と中継ぎに専念することを直訴した。「どういう場面でチームの力になれるのか考えて決断しました」と理由を明かした。指揮官は「どんどんバッターに向かっているし、気持ちもすごくマウンドで出ていた。いいピッチングだった」と褒めたたえた。アピールを続け、新天地での勝ちパターン入りを狙う。

【関連記事】広島ニュース一覧

【キャンプ写真特集】伊勢エビ、牛乳…/撮るキャン!