沖縄ラスト4番勝負! 激しいバトルが続く阪神の外野争いが最初の佳境を迎える。22日の2軍中日戦(読谷)に野口恭佑外野手、井上広大外野手が参戦する。23~25日のオープン戦3試合と合わせた4試合が大きな判断材料になる可能性がある。

ともに右の長距離砲の野口、井上はキャンプ序盤からバットで猛アピール。実績のある森下すら食う勢いで、近本をのぞく2枠はノイジーも含め横一線の様相だった。ただ、実戦が始まるとじわじわと明暗がついた。対外試合でまだ音なしの野口は20日に「疲れもあって下半身が使えていない」と、踏ん張りどころと自覚していた。

一方の前川は19日のフリー打撃で新外国人ゲラからサク越え。翌20日のサムスン戦でも“2日連続”の1発を放ち、「いいアピールしてるよ」と岡田監督の視線を奪った。オープン戦でも積極的な起用を明言した。キャンプが終われば一気にメンバーは絞られていく。野口、井上にとってはサバイバルレースに食らいつく沖縄4試合になる。

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