ヤクルト小川泰弘投手(33)が沖縄・浦添キャンプ休養日の22日、石川雅規投手(44)らと自主練習を行った。小川は23日のDeNAとの練習試合(浦添)で対外試合初登板を迎える。「まずは、やってきた体のバランスとかを、試合の中でも保ちながら投げ切っていきたいです」と意気込みを口にした。「駆け引きだったり。カウントの取り方だったり、そういうとこも入ってくる。まずは真っすぐをしっかり投げて、変化球、課題が出ると思いますけど、やっていきたいです」と話した。

対戦相手には、DeNAドラフト1位ルーキーの度会隆輝外野手(21=ENEOS)も控える。度会の父はヤクルト球団職員の博文氏。小川にとって度会父とは「広報、選手」の時期も過ごした。ただ、もちろん勝負は別。「お世話になっていますけどね」と笑いながら「注目ルーキーですからね(笑い)。変化球攻めとか言っちゃって(笑い)」と出し惜しみはしないつもりだ。ジュニアの入団前には、YouTubeで映像を確認するなど、以前から気になっていた存在でもある。「細身だと思うんですけど、バッティングすごい。飛ばす力すごいなと思って見てましたけど」。先輩としての力を示す。

新入団選手記者発表会で背番号発表 ドラ1度会隆輝は父博文さんと同じ「4」に決定