ヤクルト奥川恭伸投手(22)のノースロー調整が決まった。24日、ウオーミングアップ中のキャッチボールをしている際に、何か違和感を覚えた様子だった。その後は、投手陣のメニューとは離れ、練習中に1人でタクシーに乗り込み、球場を離れた。病院で検査に行った模様。阪神とのオープン戦(浦添)中に球場に戻ってきた。

高津臣吾監督は、今後について「この先は何も決まってないですね。とりあえず、コンディションを整えることしか決まってないです」と説明。奥川はこれまで度重なる故障を負い、21年を最後に白星から遠ざかり、2年ぶりの1軍キャンプだった。高津監督は「まあ、残念ですね。残念に思っています」と、厳しい表情だった。開幕ローテ入りが期待されていた中、これで微妙な形となった。

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