ヤクルトにドラフト4位で入団した鈴木叶捕手(17)が2日、常葉大菊川高(菊川市)の卒業式に出席した。昨春のセンバツに出場するなど、3年間、切磋琢磨(せっさたくま)してきた野球部のチームメートと約2カ月ぶりに再会。高校最後の日を過ごし「これで高校生活が終わる。少しさみしい気持ちもあるけど、みんなに会えて元気をもらえました」と、卒業証書を手に笑顔を見せた。

今後は3日に静岡を離れ、5日の練習からチームに再合流する。地元でつかの間のオフを過ごした鈴木は「結果がすべての世界。常に安定したパフォーマンスを出さなければいけない。そのためにも、1日1日が本当に大切になる。成長して、早く神宮で活躍できるように頑張っていきたい」と、決意新たに学びやを後にした。