ヤクルトの不動の遊撃手・長岡秀樹内野手(22)が、3年連続開幕スタメンへまた前進した。

4打数2安打1得点のマルチ安打で、2試合連続安打。3点を追う4回は1死走者なしから、遊撃への内野安打で出塁し、相手の暴投で本塁生還した。「アピールしないといけない立場だと思いますけどシーズンに向けて、シーズンで打てるように試行錯誤しながらやっているところなのでそんな感じです」と好調をキープする。高津監督も「このままいけば彼、今年も8番だと思うんですけど、上位に返してもらう役割でもあり、ポイントの1人になると思います」と期待する。

長岡は「僕が打って塁に出ればすごい上位打線が待っていますし、本当に僕がチャンスメークしないといけないので。何とか打つだけじゃなくて、どうしたら塁に出られるかとか、考えながら打席に立ちたい」と決して浮足立つことはない。5年目で迎える24年のシーズン。「まだ全然ウカウカしていられないですし、今年1年が勝負だと思っているので死に物狂いでやりたいと思います」と気合の入った表情を見せ、バスに乗り込んだ。

【関連記事】ヤクルトニュース一覧