世界初の4度目のトリプルスリーへ-。ヤクルト山田哲人内野手(31)が、原点回帰する。

14日は、神宮外苑で全体練習に参加。15、16、18年に打率3割、30本、30盗塁以上を記録した主将は「自分の長所を考えた時にスピードっていうのが僕の中では一番に出てきて、それあってこその自分だと思ってるんで。そこは何歳になってもう追求したいというか。そういう選手でありたいっていうのは、自分の中で持ってる」と6年ぶりの偉業を達成する。

元来のスピードを生かすため、オフからけがをしない体づくりに励んできた。過去4度の盗塁王に輝いた前楽天の西川と盗塁談議を交わすなど、イメージをふくらませる。オープン戦は5試合で打率4割6分2厘、1本塁打。盗塁は0だが、シーズンに取っておく。「スタートダッシュ決めたいし、チームとしても、個人としても、勝って、打って、走って、守って、躍動したい」。24年はスピードスター山田を見せる。

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