日本ハム新庄剛志監督(52)が試合後、11日にトレードで巨人から加入した若林晃弘内野手(30)が2軍落ちすることを明かした。「努力は一生、本番は1回、チャンスは一瞬。この一瞬のね、チャンスを、若林君はちょっとモノにできなかったですね」。

そう切り出した指揮官は、1番二塁で古巣相手にスタメン出場した若林の初回2死無走者の場面でエラーをした守備に言及。「いい打球が飛んできて、あそこでいいプレーして(という気持ちから)硬さというか、気合が入りすぎて。そこもね、もう自分次第なんで。プロの世界は厳しい」。

そして、1回の攻撃で四球で出塁後、二塁へ進塁した後に左太ももを負傷。患部を触って気にしていたところを確認した新庄監督は「ちょっと足を痛めてね。セカンドに行って、ちょっと(左太)ももを押さえていたから。で、確認したら、やっぱ痛めていて」と、すぐに代走を送った。

若林は試合中に札幌市内の病院へ向かい、検査を受けた。明日17日はエスコンフィールドで治療に専念する見通しだが、その後は2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷でリハビリすることになりそう。トレード直後の古巣相手の試合で、悔しい結果に終わった。

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