日本ハム浅間大基外野手(27)が右手首の負傷で戦線離脱し、開幕1軍入りが厳しくなった。試合前練習から姿を見せていなかった浅間について、試合後に新庄剛志監督(52)は「あ、ケガしてます。ケガ。ちょっと(右)手首が調子よくなかったみたいで。2軍です」と明かした。患部を負傷したのは14日の広島とのオープン戦(エスコンフィールド)の打席中だった。

昨季も左足首の故障に泣いた浅間は、春季キャンプで2軍スタートも打撃好調で3月から1軍へ昇格。オープン戦は打率3割8分1厘と開幕1軍へ向けて順調だっただけに、新庄監督は「(この日の試合で左太ももを負傷して途中交代した)若林君も浅間君も、この辺なんですよ。いい調子の時に…。(浅間は右手首の負傷で)投げる方にも負担がかかってくる。本人が一番悔しいんじゃないですか。『なんで俺は毎年、こうなんだろう』って」と心情をおもんぱかりながら、チーム全体には「もう他の選手は『よし、チャンスが回ってくる』って思わないとね」とメッセージを送っていた。

【関連記事】日本ハムニュース一覧>>