開幕投手が決定しているDeNA東克樹投手(28)が、6回3安打1失点6奪三振で最終調整を終えた。初のエスコンフィールドのマウンド。立ち上がりの1回はペースをつかめなかった。2死から日本ハム万波に二塁打を浴びると、マルティネスに中堅への適時二塁打を打たれて先制を許した。さらに郡司の中前打で3連打とされたが、中堅手梶原の好返球で本塁タッチアウトとし、最少失点で切り抜けた。

しかし2回以降は完全投球を披露。直球とスライダー、チェンジアップを精度良くちりばめ、降板する6回まで1人の走者も許さなかった。29日の広島との開幕戦(横浜)まで中6日で最後の調整マウンドに「初回以降、自分の中で感覚良く修正することができよかったです。しかし、立ち上がりに失点してしまったので、開幕戦では初回から自分らしい投球ができるようしっかり調整したいと思います」と課題を口にしつつ、2年ぶり2度目の開幕戦を見据えた。

【関連記事】DeNAニュース一覧