巨人のドラフト1位西舘勇陽投手(22)が、7回に登板し2三振含む3者凡退に抑えた。この試合2本の長打を放っている楽天辰己をカーブで遊ゴロに打ち取ると、先制2ランの太田はフォークで空振り三振。最後は村林もフォークで見逃し三振に仕留め3者凡退で締めた。

7回の男として勝ちパターンでのマウンドを託される右腕。前回登板の19日ロッテ戦では、先頭に本塁打を打たれた。「緊張しっぱなしですし、でも言い訳はできない。チームを背負ってマウンドに立たせてもらっているので」と奮い立たせた。これまで、初手から100%に上げていたギアを「逆にちょっとずつ上げていく中で、緩く正確に少しずつ上げていった」と、内海投手コーチから助言を受け新たな出力の出し方も覚えた。「目の前のバッター1人ずつに向かいたい」と立ち向かっていく。

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