阪神村上頌樹投手(25)が、開幕前最後の登板で総仕上げに入る。

26日のウエスタン・リーグのオリックス戦(杉本商事BS)に先発予定。1週間後の4月2日DeNA戦(京セラドーム大阪)の先発を託される右腕は、前回19日のソフトバンク戦で5回11安打8失点と打ち込まれ、不安を残した。「良い状態で開幕を迎えたい。しっかり抑えて臨みたい」。今度は安定投球で本番に向かうつもりだ。

チェックポイントは「真っすぐの質だったり、バッターに対してどういった球を投げられるか」。安藤投手コーチも「自分の感覚を上げてほしい」と願う。雨天の場合は京セラドーム大阪での練習試合に切り替わるプランもあり、登板機会は確保される模様。その場合は、くしくも「4・2」と同じ舞台で予行演習にもなる。この日は甲子園室内練習場で投手指名練習に参加。最終調整に入る。

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