DeNAドラフト1位の度会隆輝外野手(21)が、5打席凡退し、前人未到の大記録とはならなかった。1回先頭、広島アドゥワを前に空振り三振に倒れると、第2打席、第3打席は中飛、第4打席は遊ゴロ、9回の第5打席は空振り三振だった。

開幕戦の第2打席ではプロ初安打初本塁打となる同点3ランを放ち、三浦監督政権下で初の開幕戦白星に貢献。前日30日の同戦では第1打席に頭部付近に死球を受けても動じず。第3打席に右翼席へセ・リーグ史上初の新人で開幕から2戦連続アーチをかけた。さらにその後もサイクル安打に王手をかける4安打と大暴れしていた。

この日も本塁打を打てばプロ野球史上初の新人での開幕から3試合連続本塁打だったが、大記録とはならなかった。

チームも8回に悪送球2連発など、守備でも精彩を欠き、24年ぶりの開幕3連勝とはならず。今季初黒星を喫した。

「アベレージを残しながら長打も本塁打も打つ打者だと思っている。今日打てなかったところもまた次の打撃につながっていると思う」と前を向いた。三浦監督は「次の糧にすればいいと思います」と見守った。

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