阪神が逆転勝ちを飾った。

序盤に2点先行される苦しい展開だったが、4回に大山悠輔内野手(29)の今季初打点となる左前打で1点を返した。少しずつ打線にエンジンがかかり始めた。

6回。1死二塁で森下翔太外野手(23)が左翼5階席まで飛ばす2号の逆転2ラン。球場の雰囲気ががらりと変わった。

8回には近本光司外野手(29)が右越えに1号ソロ。さらに1死一、三塁とチャンスを作り、佐藤輝明内野手(25)が狭い一、二塁間を抜く適時打をマーク。当たりがなかった大砲も初打点を挙げた。

立ち上がり不安定だった伊藤将司投手(27)はその後持ち直し、7回2失点にまとめた。8回はハビー・ゲラ投手(28)9回は岩崎優投手(32)がきっちり締めた。勝利投手は伊藤将。シーズン5試合目で先発投手にようやく白星がついた。

踏ん張る先発投手を、打線が援護する理想の展開。「ホーム」での今季初勝利で阪神ファンを喜ばせた。

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