オリックスが投打に精彩を欠いて3連敗となり、開幕から2カード連続の負け越し。5位で並んでいたロッテがソフトバンクに勝ったため、単独最下位に転落した。

先発の昨季新人王右腕、山下が1回に四球から1点を先制されると、その後も制球難を修正できず。6回は3連続四球を与えて、無念の降板となった。

打線は西武のルーキー武内の前に沈黙し、8回からの継投に反撃も断たれた。2安打で今季初の完封負け。二塁も踏めなかった。中嶋聡監督(55)は攻撃陣について「抑えられたんでね。それはもういいピッチングされたと思うんですけど、バッターの方が後手後手といいますか、いい感じではなかった。積極性がちょっとなかったように思います」と左腕の印象を語りつつ、野手陣の奮起を促した。

リーグ3連覇した昨季は同一カード3連敗が1度もなかった。その危機が迫った状況に、指揮官は「カードの3連敗だけは避けなきゃいけないことなんで、それはしっかりやることですし、攻める気持ちをしっかり持って打席に立って欲しいなと思います」と話した。

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