阪神近本光司外野手が森下に並ぶチーム最多の2号ソロで反撃ムードを高めた。2点を先制された直後の4回無死。ヤクルト先発吉村のカットボールを完璧にとらえ、強い飛球で右翼席に運んだ。「追い込まれていましたが、うまく打つことができました。先制された直後に点数を返すことができてよかったです」。打線はこの回2得点で試合を振り出しに戻し、接戦を制した。

シーズン自己最多は21年の10本塁打。昨季は8本塁打のリードオフマンが、今季は8試合終了時点ですでに2発を決めている。この日は3日DeNA戦(京セラドーム大阪)以来、3試合ぶりのアーチ。どこまで数字を伸ばすかにも注目が集まりそうだ。

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