3連投は極力封印-。楽天永井怜投手コーチ(39)が8日、リリーフ陣の起用プランを明かした。ここまで8試合を消化。複数の投手を使い分け、2連投すら1度もないが「(シーズン終盤の)9月に入って、順位的にもおそらくいいところにいると思う。その中で1年間通して、できるだけフレッシュに過ごしてもらいたいので、ちょっと3連投は、できるだけ避けていきたいという軸はつくっています」と説明した。

新守護神・則本につなぐ「8回の男」は、現状では決まっていない。則本は今季3試合に登板。その前を担ったのは3月31日西武戦がターリー、4月2日の日本ハム戦と同7日ソフトバンク戦が宋家豪だ。永井コーチは8回を「非常に大事なイニング」とした上で「状態がいいピッチャーをはめていく形になると思います」と固定しない方針。宋が筆頭かと問われると「一番、有力候補ですね」と話した。

また、5日に支配下登録が発表された清宮についても言及した。150キロ台の直球を軸にした強気の投球でオープン戦は5試合で1セーブ。計4回を1安打、1失点、5奪三振、防御率2・25でまとめた。「1軍でやっていたようなプレースタイルでやってほしい。違うことをしていたら『ん?』てなるし、こちらからも促していきながら。戦力の1人なので、1軍のオープン戦で見せた姿をできるだけ継続してほしいと思います」と期待を込めた。

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