阪神佐藤輝明内野手(25)が、5番復帰にタイムリーで応えた。3日DeNA戦(京セラドーム大阪)を最後に6番に下がっていたが、6試合ぶりに定位置で出場。中軸らしい勝負強さを発揮した。

1-6の6回。先頭の2番中野が右安打で出塁し、2死後、走者一塁で広島先発アドゥワの2球目だ。外角135キロの変化球を振り抜き、遊撃手の頭を越えるタイムリー二塁打。「しっかり振っていこうと思って、いいバッティングができたと思います」。塁上で手をたたき、逆転を信じるファンを沸かせた。

前日9日の広島戦では2安打を放ち、プロ通算100度目のマルチ安打を達成するなど調子を上げていた。5番復帰にも変えたところは「ないです」と平常心で2日連続の快音。主砲が甲子園から再び波に乗る。

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