ソフトバンク柳田悠岐外野手(35)が通算5000打数の大台に達した。

試合前時点で4999打数。この日は「3番右翼」で出場し、2打席連続四球で迎えた第3打席に二ゴロ。3点リードの1死満塁で三塁走者をホームに生還させ、リードを4点に広げる打点つきで節目を飾った。

この時点で柳田の通算打率は5000打数1563安打で3割1分2厘6毛。5000打数以上の通算打率ランキングでは歴代5位だ。4位は「打撃の神様」と称された川上哲治。7500打数2351安打、打率3割1分3厘4毛。打数こそ少ないが川上哲治とは8毛差で、現時点で柳田は“神様の領域”。落合博満、小笠原道大、長嶋茂雄といった名打者よりも高い打率を残している。現役選手に限ると、ヤクルト青木宣親の3割1分4厘に次いで2位。ホークスの顔、球界のミスターフルスイングの偉大ぶりを改めて示す数字になった。

5001打数目となった5回の第3打席は中越えの2点適時二塁打。降雨ノーゲームが心配されたが、5回が終わって試合成立。正式な記録に残った。

 

<5000打数以上の通算打率10傑>

 

<1>若松勉 3割1分9厘1毛8糸 6808打数2173安打

 

<2>張本勲 3割1分9厘1毛5糸 9666打数3085安打

 

<3>青木宣親 3割1分4厘 6158打数1935安打

 

<4>川上哲治 3割1分3厘4毛 7500打数2351安打

 

<5>柳田悠岐 3割1分2厘6毛 5000打数1563安打

 

<6>落合博満 3割1分0厘8毛 7627打数2371安打

 

<7>小笠原道大 3割1分 6828打数2120安打

 

<8>長嶋茂雄 3割0分5厘 8094打数2471安打

 

<9>篠塚和典 3割0分4厘 5572打数1696安打

 

<10>大下弘 3割0分3厘 5500打数1667安打

 

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