阪神伊藤将司投手(27)が今季最多107球を投げきり、5回5安打1失点(自責点0)にまとめた。

「ボール自体、よくなってきている手応えもありました。先制点を取ってくれて、毎回のようにランナーを出してしまいましたが、梅野さんと協力して2点を守る粘りのピッチングができたと思います」

初回から、3番野間に10球粘られるなど24球を要した。その後もファウルで粘られるなど、4回終了時点で球数は85球に達した。

2点リードの5回には、遊撃木浪の失策からピンチを招き、1死満塁。4番堂林の右犠飛で1点を失ったが、最少失点に食い止めた。

6回からは島本浩也投手(31)が2番手として登板。今季3勝目の権利を手にしたまま、ブルペン陣にバトンを託した。

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