西武のドラフト1位左腕、武内夏暉投手(22)が3日のソフトバンク戦(ベルーナドーム)に先発する。

1日に日本ハムにサヨナラ勝ちしてチームの連敗は4で止まったが、首位ソフトバンクとは依然10ゲーム差がついている。直接対決も今季は6戦全敗で、4月27日からの3連戦はすべてサヨナラ負けを食らった。

カード初戦を任された武内は2日、ベルーナドームで調整。マウンドからの投球練習などを行った。「昨日勝ったんで、勢いに乗れるようにっていうのはあるので。先制点を与えないように、強打者ぞろいなんで、目の前のバッターに集中していこうと思います」と意気込んだ。

福岡県出身で、小学生のころから10年ほどソフトバンクのファンクラブに入っていた。対戦したい打者として名前を挙げた柳田とも、公式戦で初めて手合わせすることになる。「投げる以上、絶対抑えたい。気持ちだけは負けないようにやっていきたい」。憧れだった強打者たちを封じ込め、チームにソフトバンク戦初白星をもたらす。

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