ロッテが今季ワーストの12失点で楽天に大敗し、5位に転落した。

打線は左腕早川を打ちあぐね、7回まで散発3安打で三塁を踏めなかった。8回1死二、三塁から藤岡裕大内野手(30)の二ゴロの間に1点かえし、完封を阻止したのがやっと。完投を許した。

対してロッテ投手陣は15安打12失点の“投壊”だった。先発した西野勇士投手(33)は6回を今季自己最多の6失点。5回に浅村に2ランを浴びるなど、被安打8のうち半分が長打で、自身3敗目がついた。「先制点を与えてしまい、流れを持ってくることができませんでした…」と反省した。

さらに2番手で7回に登板した西村天裕投手(30)は、1回を打者一巡の5安打6失点。2連続四球による押し出しもあった。防御率は8・38にはね上がった。吉井理人監督(59)は西村について「ずっとちょっと調子が悪いんで、1回抹消します」と再調整を命じた。

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