巨人横川凱投手(23)が4回6安打2四球の2失点と先発の役目を果たせなかった。試合後、2軍での再調整が決まった。

1回は先頭福永に四球を与えた。2死一塁までこぎつけたが、中日4番細川に左中間を破られる適時二塁打を浴び、先制点を献上した。3回は2死から連打で一、三塁のピンチをまねくと、再び細川と対峙(たいじ)。左前適時打で追加点を奪われた。

打者20人中、初球のボールが10球などカウントを悪くし、リズムに乗りきれなかった。横川は「チームに流れを持って来れなかった。無駄球が多かった」と反省した。

阿部監督は「4回2失点を自分でどう思っているか。キャッチャーからしたら、今日は配球にならないですよね。それを配球させるように、ピッチャーとしてやってほしいと思います。だからファームに行ってもらいます。先発って、それくらい責任があるので」と苦言を呈した。

横川は今季初先発だった4月27日DeNA戦で5回3安打無失点で白星をマークした後、もともとはロングリリーフに戻る予定だった。だが、同29日ヤクルト戦でグリフィンが4回11安打8失点と崩れ、代役で巡ってきたチャンスを生かせず。「今日のピッチング内容だと、先発として重いもの」と受け止め、再出発を誓った。

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