今季限りで現役引退する球界野手最年長42歳のヤクルト青木宣親外野手が、“定位置”でラストを締める。引退試合の2日広島戦(神宮)は、「1番・中堅」で先発する。1日、神宮外苑で全体練習に参加。「やっぱり出始めがセンターだったし。やっぱり1番で、1番センターっていうのをよくやっていたから。他の打順もやったけど、プロに入って、まず基盤を作ったのはあの場所だと思っているし、大学時代から、そこはやってたからね。本当に何か思い入れのあるポジションです、センターは」と、かみしめた。

9月13日に日米通算21年のキャリアに終止符を打つと引退発表。その後、東京ドーム、甲子園、横浜スタジアム、マツダスタジアムでは、敵地でありながらも、花束を贈呈されるなど、温かくねぎらわれた。「セレモニーとかを、ああやってビジターでやってくれるっていうのは、本当にありがたかったっすね。いや、もう、あんなことやってもらえるなんて思ってなかったから。自分にとっては本当にいい思い出になったし、各球団の方々に本当に感謝しています」。

代打から安打を放つ度にSNSなどでは「引退撤回」を求める声も上がった。青木自身、それは目にしており「うれしいっすよ、やっぱり。うれしいけど、もう決断しちゃったから(笑い)。でも本当に発表した後っていうのは、ボーナスタイムみたいなもんだと思ってたし。ピッチャーも当然、投げづらいところもあっただろうしね。いろんな思いがやっぱりありましたけど。でも、ヒットを見せられて、あの時は良かったなっていう、そういう気持ちはありました」とうなずいた。

神宮のファンの前で別れを告げる。「ファンの方にプレーしている姿をしっかり見せられればと思います。とりあえず、けがしないようにしたい。途中でけがして出られませんっていうのは、ちょっと格好つかないから(笑い)。そこは気をつけながら、自分の持ってる全力のプレーをしたいと思います」。青木らしい華麗なプレーで、最後の舞を見せる。

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