阪神の新助っ人右腕、グラント・ハートウィグ投手(27=メッツ3A)が5日の中日戦(バンテリンドーム)から1軍に合流することが4日、分かった。独走優勝へ向けて“最後のピース”が加わる。
7月26日に来日した右腕は、同29日まで甲子園で1軍メンバーと練習。「監督がここで投げてほしいと決めたところで投げることができて、チームを助けることができれば自分の本望です」と貢献を誓っていた。
同31日に2軍でシート打撃に登板し、前日3日にはウエスタン・リーグ、オリックス戦(SGL)で来日初登板。0-8の7回にマウンドに上がると、先頭の6番デールから151キロ直球で見逃し三振を奪った。続く杉沢、野口も変化球で空振り三振に仕留め、3者連続三振と上々のデビュー。マイナーで通算163回で208三振をマークした、ドクターKぶりを発揮した。
チーム防御率は12球団トップの2・00。抜群の安定感を誇る中で、2日に守護神の岩崎が疲労を考慮されて出場選手登録を抹消された。開幕から39試合に登板し23セーブを挙げてきた存在感は大きく、新助っ人を加えたブルペン一丸で復帰を待つことになりそうだ。
150キロを超えるツーシームを主体とするサイドハンド右腕は、130キロ台のスイーパーにチェンジアップ、150キロ超のカットボールも大きな武器。同じく6年ぶりにタテジマ復帰して2戦連続無失点に抑えているラファエル・ドリス投手(37=四国IL高知)らも含め、強力な新リリーバー陣で暑い夏を戦い抜く。
◆グラント・ハートウィグ 1997年12月18日生まれ、米国ミシガン州デトロイト出身。微生物学を専攻し、整形外科医を目指していたマイアミ大を経て、21年にメッツと契約。23年シーズン中にメジャー初昇格。メジャー通算32試合に登板し、42回で5勝2敗2ホールド、防御率5・14。マイナー通算130試合で16勝10敗24セーブ14ホールド、防御率3・42。196センチ、106キロ。右投げ右打ち。



