4番が打てば、3番も! 阪神森下翔太外野手(24)がリードを広げる値千金の一打を放った。3-2で迎えた9回1死満塁、中日5番手・祖父江の145キロ直球を捉えて右前適時打。「もうちょっと早く打てればチーム的にも楽だと思う。次はもうちょっと早く打てるようにしたい」と満足しないが、終盤に大きな1点をもぎとった。

決勝3ランを放ち、セ・リーグ1位の71打点を挙げる4番佐藤輝を追うように、森下もこれで62打点。一方でこの日、いつも本拠地とする甲子園でも同姓同名の高校球児が躍動していた。創成館(長崎)の最速149キロ右腕、森下翔太投手(3年)が開幕戦で毎回の13三振を奪う快投。試合後に活躍を伝え聞いた森下は「頑張ってほしいです」と優しくエールを送った。

勝利に貢献した年下の森下翔太のように、“本家”も「勝ったことは大きいですし、また明日勝ちたいなと思います」とチームの白星が一番。頂点に立つまで、黙々と打点を積み上げる。【磯綾乃】

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