ソフトバンクのドラフト2位、稲川竜汰投手(22=九州共立大)が、オープン戦3戦連続無失点で開幕1軍を猛アピールした。8回に4番手で登板。1イニングを無安打、2奪三振で0封した。
全17球のうち、変化球はカーブの2球だけで、あとの15球は直球で押しまくった。1死一塁からサインミスで走者を二塁に進めたが、紅林弘太郎内野手(24)を外角150キロで見逃し三振、続く横山聖哉内野手(20)は高め149キロで空振り三振を奪った。「狙っていました」とにやり。「ラインをしっかり意識して投げている。縦回転のいいスピンを利かせるように」。184センチの長身から伸び上がるような直球を投げ込み、オリックス打線を封じた。
小久保裕紀監督(54)も「真っすぐの質がいいんですかね。ちゃんと調べてないけど、横から見るとホップ成分が強いのかなという印象」と高評価。オープン戦3試合投げ、すべて1イニング無失点。9個のアウトのうち5つが三振で奪三振率は15・00を誇る。小久保監督も開幕1軍へ「可能性はある」と明かす。稲川本人も「もちろん狙います」と気合十分だ。藤井皓哉投手(29)が右肘手術で今季絶望となっただけに、即戦力ルーキーへの期待は日に日に高まっている。【石橋隆雄】



