2点を追う9回1死一塁。ここまで1安打2打点だった日本ハム清宮幸太郎内野手(26)だったが、ファウル、見逃しでカウント2ストライクと2球で追い込まれ、一ゴロ併殺打で試合終了となった。「勝ちたかったっすね。初球、割と甘いところに来たんですけど、打ち損じちゃって。そこが全てだったなと思います」。オリックスの守護神マチャドを仕留めきれず悔しがった。

相手先発の高島とは同じ99年生まれ。「同級生なんで負けるわけにはいかないと思った」。1点を追う5回1死二塁から、左翼ポール際へ本塁打かという特大ファウル。すぐに気持ちを切り替え、粘りながら9球目を中前へ運び同点打とした。7回1死満塁では、3番手の山田から押し出し四球を選んで、チームの全打点を記録。今季2度目の1番起用に応えた。

旧友の復活にも、刺激を受けた。同じくファイターズのドラフト1位で、1学年後輩のオリックス吉田が、右ひじ手術から復活登板。7回2死満塁で打者レイエスという、しびれる場面でマウンドに上がり、1球で火消しに成功した。「みんなも、すごく思い入れのある選手。でも、敵であることは間違いない。『モーレ(レイエス)頼んだ』って感じでしたけど、輝星もいいとこ投げたと思う」と、強心臓ぶりをたたえた。

今後、対戦機会が増えるだろう後輩に「今回ばかりは、これぐらいにしといてやるかって。次、来た時は覚えとけよっていう感じですかね」とニヤリ。「ファイターズ相手には控えめに投げてもらえれば」。3連敗中のチームを救うためにも、下を向いている暇はない。【中島宙恵】

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