2年ぶりの熊本開催でソフトバンクが完敗した。今季24試合目で初の完封負け。ロッテ先発種市にアクシデントがあったが、その後の小刻みな投手リレーに抑え込まれた。小久保裕紀監督(54)は「今日は今年で一番見せるところがなかった試合。年に1度の熊本で一番申し訳ない」と、満員1万4258人が集まったファンに見せ場を作れなかったことを謝罪した。
「川瀬の2つの守備と健太(今宮)の初回の守備ぐらいしか、喜ばせられなかった」。初回、先頭藤原の詰まった二塁へのライナーを川瀬が好捕。続く西川の中前に抜けようかという打球を、今度は遊撃手今宮が横っ飛び。川瀬は7回1死一塁でも寺地の強い打球をしっかり止めた。3つの守りにはプロの技が詰まっていたが「あとはさっぱり」と嘆いた。
小久保体制3年目で初めて、4カード連続カード初戦を落とした。貯金は2となり、日本ハムに勝った首位オリックスとは2ゲーム差に広がった。開幕5連勝スタートも完全に混戦の中にのみ込まれている。「ちょっと、なんかズルズルなので…。何か手を考えます。このままではあかん。ズルズルいってしまう」と苦い表情をする小久保監督の表情が今のチーム状況を物語っている。【石橋隆雄】



