さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで23日に行われた「K-1 WGP 2017」(日刊スポーツ新聞社後援)で、ライト級スーパーファイトに勝利した卜部功也(27)が24日、都内で会見し、来年3月の同級タイトル挑戦に改めて闘志を燃やした。

 23日の試合では、クリスチャン・スペトゥク(28=ルーマニア)からダウンも奪って、フルマークの判定勝ち。王者ウェイ・ルイ(26=中国)への挑戦に大きく近づいた。

 「昨日は久々に自分本来の動きができ、自信が戻った」という卜部功。「好戦的な相手がいたからこそ、技術を見せられた。感謝している」とスペトゥクをリスペクトした。

 初代スーパー・フェザー級王者として2階級制覇を目指す卜部功。「昨日はルイ-スペトゥク戦以上のものを見せられたと思う。だからルイと早くやりたい。基本的に同じタイプなので、どっちが能力が上かを争う試合になると思う」やる気をみなぎらせていた。