元WBO世界バンタム級王者でWBO世界スーパーバンタム級3位のジョンリール・カシメロ(34=フィリピン)の日本初試合は負傷判定引き分けとなった。元IBF世界同級王者小国以載(35=角海老宝石)との元世界王者対決に臨んだものの、4回途中に偶然のバッティングで小国の頭部から出血。ドクターストップにより試合続行不可能となって4回0分27秒、負傷判定ドローだった。カシメロにとってWBC、WBO世界同級王者井上尚弥(30=大橋)への挑戦につなげる日本初試合だったが、決着をつけられなかった。

カシメロとの主な一問一答は次の通り。

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-負傷判定ドローだが

カシメロ レフェリーストップにはリスペクトしている。この終わり方、判断は仕方がないと思う。

-小国の印象は

カシメロ 彼のボディーは効いていなかった。小国は元世界王者でリスペクトしている。油断はしていなかったが、こういう結果で仕方ない。

-井上戦アピールには不完全燃焼ではないか

カシメロ 昨日の前日会見で井上尚弥は俺の親友と言った。でも、みなさんは井上尚弥と言ってくるし、本当に対戦したい。その声を終わりにしたい。

-初回に攻めたが

カシメロ 早く終わらせたかったが、多くお客さん来てくれたので、エンタテインメントにしたかった。5~6回でのKOを狙いたかった。

-小国は想定外な動きはあったのか

カシメロ 小国が井上戦に向けたスパーリングパートナーとしてあんなものか。あんなものなら井上戦は楽勝ではないか。

-スタミナ不足にみえる

カシメロ 今日の試合はライトなトレーニングしかやっていない。井上戦が決まればハードなトレーニングして本当の力をみせる。

-次戦は、すぐ世界王座でなくていいか

カシメロ 誰でも良い。もちろん世界王座を狙っているが、本当に井上と決着をつけたい。

-井上陣営から小国と決着つけた方が良いのではいかという声がある

カシメロ 再戦しても小国はあんなものなので、対戦する必要はない。誰でもいいが、次は井上とやりたい」(おわり)