大相撲の横綱白鵬(35=宮城野)が27日、日本相撲協会を通して、自身の現状や7月場所(19日初日、東京・両国国技館)についての思いを明かした。新型コロナウイルスの影響で夏場所が中止となり、7月場所開催まで1カ月半以上あるが「目に見えないコロナウイルスという敵との戦いがある中で、いろいろ考えながらやっています。心と体を合わせながら頑張っていきたいと思います」とコメントした。

現在は接触を伴うぶつかり稽古などは行っていないといい、再開は6月ごろだという。東京の緊急事態宣言が解除となったが「油断せずに1つ1つ体を作っていきたいと思います」と自己管理を徹底しながら、稽古を続ける。

協会が7月場所を3月場所同様に無観客での実施を目指していることについて「3月場所も無観客開催を経験しており、私自身、場所中も1日、1日祈りながら相撲を取っておりました。またみんなが一丸となりコロナウイルスの感染予防に努めて参りました。そうした中で3月場所を乗り越えることができました。ですので、7月場所も同じく3月場所と同様、一生懸命感染予防に努めながら頑張って参ります」とコメントした。