山口真帆(23)菅原りこ(18)長谷川玲奈(18)が卒業したNGT48が、今後の活動について白紙状態であることが19日、分かった。

もともと今月末まで劇場公演は行われない予定だったが、来月以降もめどは立っておらず。信頼回復を含めて、グループとして、いばらの道が待ち受ける。

今年1月に山口が自身への暴行事件を明らかにして以降、運営側の対応も後手に回り、騒動は拡大していった。同時に、地元テレビやラジオのレギュラー番組は終了し、広告契約も全て打ち切りとなっていた。

取材によると、本来であれば年明けから春にかけて、5枚目のシングル発売や東日本を中心にしたツアーの開催を予定していたが、全て白紙に。CD発売などのめども全く立っておらず、48グループの各グループの発売にも影響している。さらに昨年は、夏の大型音楽フェスにも複数出演していたが、今年に関して出演は絶望的だ。

グループに残るメンバーは現在、レッスンを行ったり、今後の活動に向けた話し合いを続けているという。グループ全体のメンバーが参加する握手会も8月まで開催予定はない。早川麻依子劇場支配人は「(劇場公演開催の前に)まずやらなきゃいけないこと、組織として改革しなくてはいけないことがある。運営の改善点に重きを置いて、それが済んでからになります」と話しており、3人の卒業後も、ファンを納得させる説明が必要になりそうだ。

山口ら3人は18日、新潟・NGT48劇場で卒業公演を行い、芸能活動継続の意思を表明している。