氣志團、ナオト・インティライミらが13日、若者に献血の重要性などを訴えるライブイベント「LOVE in Action Meeting(LIVE)」(日本赤十字社主催)に出演した。

 同ライブは世界献血者デー前日の13日に毎年開催しており、今年で7回目。この日は抽選で選ばれた4500人を無料招待して行われた。

 2年連続出演となる氣志團の綾小路翔は「35年前ぐらいの話ですけど、父親が心臓病で、50パーセントぐらいだったんですけど、手術を受けて今もまだ生きているんですよ。献血で助けられたのもあったので、このイベントにもぜひ参加させていただきたいと思った」と出演の経緯を語り、「これからもみなさん献血に興味持って参加してもらって、頼むね」と呼び掛けた。

 この日は「One Night Carnival」などで会場を盛り上げるも、途中で氣志團の「プロデューサー」だと名乗る謎の男性が乱入。来年で結成20周年を迎える同グループに「お前たちの音楽はもう古い」と熱弁し、現代の若者に合った曲を披露するよう要求した。結果、同曲を歌詞はそのままで、三代目J Soul Brothersの「R.Y.U.S.E.I.」の音楽に合わせて披露。おなじみの「ランニングマン」の振り付けも組み入れるなどし、会場を盛り上げた。

 大トリを務めたナオトもMCで「俺もやっちゃおうかな~」と話し、自身の曲「未来へ」の間奏部分で「ランニングマン」の振りを披露し、観客を沸かせた。ナオトは「大事なことを思い返すきっかけになりました。ありがとうございました」と初出演の感想を話した。

 ライブには、Da-iCE、サイレントサイレン、北原ゆからも出演した。各アーティスト登場の合間には献血に関するクイズや、熊本地震における災害救護活動についての紹介も行われた。