ソニーは14日、映画と音楽事業のトップであるマイケル・リントン執行役が退任すると発表した。まず2月2日付で執行役を退く。リントン氏が最高経営責任者(CEO)を務める米統括会社や、米映画子会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)などの後任は、今後半年ほどかけて探すという。

 退任の理由については、リントン氏が米スナップの経営に専念するためと説明している。後任の選定期間中は、平井一夫社長が米統括会社の経営にも携わる。

 リントン氏は2004年にSPEのCEOに就任した。