加藤登紀子(73)が1日、アルバム「超録 加藤登紀子 ほろ酔いコンサート 20世紀編」(15日発売)発表会見を都内で行った。

 会場で酒を振る舞う年末恒例の「ほろ酔いコンサート」の45周年を記念し、70年代の貴重なライブ音源を含む5枚組のライブ盤をリリースする。「ヒット曲の切り取りではなく、コンサートを丸ごと味わえる1枚にしたかったので、5枚になりました」とPRした。

 コンサートでは、加藤も主に日本酒を飲みながら歌っている。「しゃべりはほとんど酔ってるけど、歌詞は90%大丈夫。歌になると、しっかりしていると確認できたことが、一番うれしい」と冗談交じりに話した。

 今年のコンサートは、18日の沖縄公演からスタートする。最終公演となる12月27~29日の東京3日間公演までに、佐賀、横浜、宮城、京都、名古屋、大阪を回る。「これからもおそらくやっていくのかな」と来年以降の継続も示唆した。