フジテレビ系「月9」枠の連続ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」(月曜午後9時)の20日第5話の平均視聴率が6・9%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べでわかった。前回第4話は7・6%で、いまだ2ケタ割れが続いている。

 ここ数年、苦戦が続いていた同局の看板ドラマ枠「月9」だが、前クールの「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」は、平均視聴率14・8%の高視聴率を記録。その勢いを本作でも持続できるか、月9完全復活の行方が注目されている。

 主演の篠原涼子(43)演じる平凡な主婦が、家計を助けるため高額報酬を目的に、ママさん議員になるべく市議会議員選挙に立候補し、悪戦苦闘する物語だ。

 第5話は、智子(篠原涼子)の元に手紙が届く。中身は、市議会に汚職議員がいるという告発文だった。智子は未亜(前田敦子)や 園田(斎藤司)に手紙の内容を聞いてみるが、2人ともそそくさと去ってしまう。和美(石田ゆり子)は下手につついたら、智子たちにも火の粉が降りかかるので慎重に扱うように忠告。智子は和美に汚職の件を調べてほしいと頼む、という内容だった。