乃木坂46西野七瀬(23)と野村周平(24)が12日、都内で行われたテレビ東京系ダブル主演ドラマ「電影少女~VIDEO GIRL AI 2018~」(今日13日スタート、土曜深夜0時20分)の会見に出席した。人見知りの西野とやたらと積極的な野村が、収録を通して距離を縮めたエピソードを明かし、相思相愛? の名コンビぶりも見せた。

 西野と野村は他の共演者と劇中の衣装で会見場に現れた。快活な少女アイを演じる西野は役柄を「自分と全然違う。声が大きいしハキハキしてるし元気だし」と説明後に「周平君は声が大きい人なので自然と引っ張ってもらいました」と感謝した。野村に「俺の声も見本になって(アイと)一緒に役作りしました!」と主張されると、西野は「はい。やってくれました」とほほ笑んだ。

 人見知りの西野と、積極的な野村。両極端に思えるが、昨年末に終えた収録を通して、息の合ったコンビになった。今では「なーたん」「周平君」と呼び合う仲。野村が「最初メチャメチャ暗い子だなと思って。ここまで話せるようになって僕はどれだけ偉いんだ」と、おどけながら自慢すると、西野が自分の性格について「知らない人とはまず壁を作ることから始めて、ちょっとずつ距離を縮めていきます」と説明。これを聞いた野村は「すぐ(壁を)ぶっ壊したけどね!」と畳み掛けた。西野は「周平君は壊しにくる感じなので…」と笑顔で応じた。

 西野は、異性としてどの男性キャラクターが好きか聞かれると、野村が演じる「翔」の名前を挙げ、「とにかく優しい人なので」と説明した。野村は喜びをかみしめるかのように目をつぶり「演じているのは、俺だからね。あれは俺の優しさだから。ほとんど俺のこと好きって言っているようなもんだね!」と強引な解釈を展開して笑わせた。

 逆に好きな女性キャラクターを聞かれた野村は「(西野が演じた)アイちゃんですよね。優しいし、天真らんまん。アイちゃんイコール西野七瀬なんですけどね」と返答。「告白」にも聞こえる回答に会見場が微妙な空気に包まれたが、野村が「どうして?」という気持ちを首をかしげるしぐさで表現すると、西野を含む共演者は大爆笑だった。【横山慧】