フジテレビ系で新スポーツニュース番組「SPARK(スパーク)」が、4月1日(日)にスタートすることが7日、決定した。土日両日のメインキャスターを務めるのは、宮司愛海フジテレビアナウンサー。宮司アナがスポーツニュース番組のMCを務めるのは初となる。4月から宮司アナが、“フジテレビスポーツの顔”になる。

 常識を凌駕(りょうが)する若き一流アスリートが続々登場するスポーツ界。彼らの活躍を報道するスポーツニュースにも「変革」が迫られている。2020年東京オリンピック・パラリンピック開幕まで2年半を切った今が変革を遂げる絶好のタイミング。この4月からフジテレビは、超硬派なスポーツニュース番組「SPARK(スパーク)」をスタートさせる。

 メインキャスターを務めるのは、土日共に、宮司愛海フジテレビアナウンサー。宮司アナは本番組のMCだけでなく、4月以降の大型スポーツ中継番組のキャスターを務めることも決定した。今月開幕する平昌オリンピックでも現地キャスターを務めるなど、フジテレビスポーツの新しい顔になるべく、宮司アナが2020TOKYOへ邁進(まいしん)する。

 宮司アナと同じくMCを務めるのは、中村光宏フジテレビアナウンサー。真摯(しんし)な取材姿勢とその人柄で多くのアスリートから厚い信頼を得ている中村アナが宮司アナをバックアップする。

 1976年にスタートした「スポーツワイドショー プロ野球ニュース」は、当時巨人戦の結果しか流れなかったスポーツニュース番組に大きな衝撃を与え、25年間視聴者に愛され、その役割を担った。その後、2001年にスタートした「感動ファクトリー すぽると!」は、2002年の日韓共催サッカーワールドカップを踏まえ、プロ野球だけではなく、広くスポーツに視野を向けた番組に生まれ変わり、さまざまなスポーツファンに感動の瞬間を伝え続け、15年間の使命を全うした。2016年リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが開催される年に始まった「スポーツLIFE HERO’S」は、スポーツの感動はもちろん、その感動の裏側にあるアスリート、スタッフ、家族などの努力、愛情、覚悟をリアルに発信してきた。来たる2020TOKYO、そしてその先を見据え、「SPARK(スパーク)」が、これらの伝統あるフジテレビスポーツニュース番組を「リブランディング」し、変革させる。

<宮司愛海(フジテレビアナウンサー) コメント>

Q.新番組の意気込み

 「昨年は、入社してから最も多くスポーツの現場に足を運ぶ機会のあった1年でした。そこで感じたのは、選手の皆さんの見えない努力や苦悩、結果の裏にある物語。いつしか、この仕事の根源にあるのは、“頑張る人たちの想いを伝えたい”ということではないかと思うようになりました。そして入社4年目を迎える今年、こうしてまた新たな挑戦をさせていただけることを大変光栄に感じています。これから、たくさんスポーツの現場へ足を運び、選手の皆さんの努力と物語を、実感のこもった言葉でお伝えしてまいります。2020年の東京オリンピックへ、そしてその先へ向けて、選手の皆さんを追いかけながら全力で走って行きたいです!」

Q.スポーツ取材経験について

 「特に印象に残っている選手取材は、『めざましテレビ』で取材させていただいた浅田真央さんや平野美宇選手、伊藤美誠選手です。競技取材に関しては、去年の春から担当しているバスケットボールや、入社1年目の夏に担当した地上波の野球中継の経験があります」