上方芸能界を代表するスターだった故・ミヤコ蝶々さんの大阪府箕面市の自宅を改装した「蝶々記念館」が今月10日に閉館することになった。同館が5日、発表した。閉館理由として「作今の厳しい経済状況の中、当館も少なかれ影響を受けており、財政的に困難な状況になってきた」としている。

 蝶々記念館は08年5月に開館。2000年(平12)10月、80歳で亡くなった亡くなった蝶々さんのトレードマークだった帽子やメガネ、若いころの日記や漫才の台本など約600点が展示されていた。最近は休館状態が続いていた。