日本テレビは28日、東京・汐留の同社でeスポーツ事業参入を発表し、プロチーム「AXIZ(アクシズ)」の設立を発表した。さまざまなジャンルのゲームでプロ選手を抱える「マルチゲーミングチーム」となる。

 新チーム最初の大会参戦は、対戦型オンラインカードゲーム「シャドウバース」のプロリーグに定め、選手4人を7月7日から公募する。報酬は月30万円に加え、賞金や番組・イベントの出演料が支払われる。

 eスポーツは今夏のアジア大会で公開競技として実施されることが決まっており、22年からは正式競技に昇格する見通し。19年茨城国体でも「文化プログラム」として競技会を実施する予定だ。将来的なオリンピック(五輪)競技採用の動きもある。AXIZを運営する日本テレビの関連会社アックスエンターテインメントの小林大祐社長は「この流れに乗って大きくしていきたい」と語った。

 参戦するゲームのジャンルは今後拡大する予定で、対象ゲームに必要な人数に合わせて選手を募集し、チームを拡大するという。