フジテレビが開局60周年特別企画で2夜連続で放送した木村拓哉主演の「教場」(午前9時)で、4日放送の前編の平均視聴率が15・3%、5日放送の後編が15・0%(ともに関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。

警察学校の冷徹な教官の下、生徒たちの思惑が渦巻き、さまざまな事件が巻き起こる。長岡弘樹原作、君塚良一脚本、中江功演出。

教場と呼ばれる警察学校の教室、冷徹無比な風間(木村拓哉)が教官を務める教場では生徒たちが日々、激しいトレーニングにさらされている。何より厳しいのがルール厳守。その行動は常に監視体制に置かれ、誰かのミスは連帯で責任を負う。警察学校は適性のない人間をふるい落とす場だと考える風間は生徒がトラブルを抱えた途端、退校届を突きつける。また、いつも生徒たちに突然理解しがたい指令だけを告げ、その場を立ち去ってしまう。次々とふるいにかけられる“教場”という名のサバイバルゲームを生き抜くため、生徒たちの秘密と思惑が渦巻き、いろいろな事件が巻き起こっていく。