俳優横浜流星(23)が、21日、所属事務所を通して新型コロナウイルスに感染していることを発表した。抗原検査を受けたところ陽性と判明し、現在は入院しているという。

横浜が浜辺美波(19)とダブル主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「私たちはどうかしている」(水曜午後10時、8月12日スタート)はすでにクランクインしており、連日撮影が行われていた。同局は横浜の新型コロナウイルス感染を受けて、「撮影は休止します」と説明した。約3週間後に迫った初回放送を延期するかどうかについては「検討中です」。

同作は同名の漫画が原作で、老舗和菓子店が舞台のラブミステリー。横浜は創業400年の老舗和菓子店の跡取り息子・高月椿(つばき)役を演じる。

所属事務所によると、横浜は20日夜、舞台「巌流島」(東京公演は8月6日初日)の稽古から帰る途中に体調不良を訴え、発熱していたため、医療機関を受診したところ抗原検査が陽性だったという。PCR検査の結果はまだ出ていないが、保健所と病院が話し合った結果、新型コロナウイルスに感染していると判断された。保健所は、現在、横浜との濃厚接触者の確認を進めている。

所属事務所は「仕事関係者、共演者のみなさま、いつも応援してくださっているファンの皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしていることを、心よりおわび申し上げます。当人も病状の回復に全力で努めております」としている。