お笑いコンビ、千原兄弟の千原ジュニア(47)が18日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜午後1時55分)にリモート出演し、お笑いコンビ、雨上がり決死隊のコンビ解散発表についてコメントした。

雨上がり決死隊は、17日、ABEMAなどで配信された「アメトーーク! 特別編 雨上がり決死隊報告会」に出演し、解散を報告していた。

解散発表の前日(16日)に宮迫博之(51)から連絡をもらったというジュニアは、配信動画をみて「やっぱり改めて蛍原さんのすごい真っすぐな人間性というのがここまでかというのを(感じた)」と率直な感想を述べた。

さらに「(『アメトーーク』が)普通のバラエティーとは違う形のちょっとレアな番組だった思うんですけど、こういう時にすごい高い技術力、テクニックというか、技術力も、やはり圧倒的な人間力の前にはひれふすしかないんかなって。芸人としていろいろ思う番組でしたし」と蛍原徹(53)の人間性をたたえた。

その上で、養成所時代の同期で、お笑いコンビFUJIWARAの原西孝幸(50)の立ち居振る舞いを絶賛。冒頭からコメント、ギャグで爆笑をかっさらったこと、最後に「ぼくたちは、雨上がり大好き芸人です」と締めたことを挙げて「すごいなって思った。そのあとのフジモン(藤本敏史=50)はただただ泣いているだけっていう」と笑いを誘った。

自身は実の兄弟でお笑いコンビを結成しているため、「千原兄弟を解散することは何があってもないんですけど」と断りつつ、雨上がり決死隊については、「この年齢でよっぽどやったと思います」と推測した。

蛍原が指摘していた通り、宮迫がYouTubeを始めるタイミングが問題であったとし「いろんな芸人が、何十年一緒にやってきていると思うねん。その芸人より、言葉悪いかもわかんないですけど、昨日今日会ったYouTuberの方とるのかいみたいなところは、多くの芸人が思った部分ではあったので」。

続けて「『おれがほんまに浅はかなことしたな』っていう根っからの謝罪という感じが今回はなかったなというような、だいぶ前の話ですからいいんですけど」と今回の配信でも宮迫の態度には疑問を呈した。

その上で「そこはやっぱり蛍原さんは、ちょっと許せない、それをずっと抱えてコンビで隣で笑ってはいられないという思いがあったんじゃないかなって思います」と蛍原の心中を推し量った。

ジュニアは3月に宮迫とYouTubeでコラボし、「(自分のような芸人ではなく)あの時、一緒に闇営業行ったヤツを(YouTubeに)呼んだってほしい」などと要望したことが話題になった。当時のことを「やっぱりこう、宮迫さんのうそからはじまってたくさんの後輩たちが、本当につらい思いをしたので、という思いはあって。もちろんそれは宮迫さんが一番感じてはることやと思うんですけど」と回想した。