吉本新喜劇座長の川畑泰史(55)が20日、この日の公演をもって、座長を勇退することが分かった。

所属の吉本興業が発表した。座長は退くが、引き続き吉本新喜劇には出演し、特別公演なども開催予定。

川畑は「これからも、吉本新喜劇をたくさんの皆様に楽しんでいただけるよう、精一杯頑張ります。今後ともよろしくお願いいたします」とコメントも発表。川畑の「お客様にはいつも通り、吉本新喜劇を楽しんで観劇してもらいたい」という思いから、全公演終了後の発表になったという。

07年6月、吉本新喜劇座長に就任して以来「バタヤン」の愛称で親しまれ、ツッコミ座長として活躍。台本制作に500本近く携わり、外部公演の脚本も手がけてきた。その経験をいかし、NSCやYCA脚本家コースの講師も務めるなど、新喜劇の裾野を広げてきた。