東京都の小池百合子知事は11日の定例会見で、豊洲市場の建物下に盛り土がなかった問題で、当時都知事だった石原慎太郎氏に対する意見聴取が、今も進展していないことを明かした。

 「(自分に)責任はないということかもしれないが、責任を果たしていただきたい」と述べ、都側の意見聴取や面会要請に応じるようあらためて言及した。

 小池氏は「石原さんはこれまで、何度も『ノリ弁(黒塗りの文書)』を明らかにすべきだと言っている。当時の議事録があるか、いま確認している」と、議事録の精査を進めていると述べた。

 その上で、古い文書は破棄されている現状に言及。「ただ、存在しないとされているものが、出てきたりもするので、もう1度確認しながらやる」と、精査を進める考えを示した。

 今後、石原氏との面会については、公開でのものも含めて要請していく意向も示唆した。