こんにちは。今回は先週開催されたドバイワールドカップデーについてお話ししたいと思います。私がサポートさせていただいた馬の中では、安田厩舎のダノンデサイルがドバイシーマクラシックを圧勝し、世界のクラシックディスタンスに日本ダービー馬の強さを示すことができました。

ドバイシーマCを制したダノンデサイルと担当の原口さん(中)、柴田技術調教師(左)。自分が表彰式に参加できなかったの翌朝にあらためて(笑い)
ドバイシーマCを制したダノンデサイルと担当の原口さん(中)、柴田技術調教師(左)。自分が表彰式に参加できなかったの翌朝にあらためて(笑い)
安田先生(左)、戸崎さん(中)とも口取り写真代わりに(笑い)
安田先生(左)、戸崎さん(中)とも口取り写真代わりに(笑い)

そして、もう1頭のピューロマジックはアルクウォーツスプリントに出走し、安田先生の希望通りマーフィー騎手がしまいを生かす競馬をしてくれましたが、直線の不利に泣く結果となってしまいました。ただ、新たな面が見られたと思うので、彼女の今後が楽しみです。

そして、矢作厩舎の馬たちですが、メインレースのドバイワールドカップに挑戦したフォーエバーヤングは皆さまの期待に応える事ができず3着となってしまいました。矢作先生がレース後のインタビューでアウェーの洗練を受けたとコメントされていました。実は去年も同じような出来事があったのですが、ドバイ独自のルールでレース前に主催者側から馬に対してのリクエストがいろいろあり、かなりの精神的ストレスが掛かってしまったと思います。しかし、この様な逆境の中でも常に挑戦し勝って来た矢作厩舎なので、今回の経験を今後に生かしさらなる進化を見せてくれると思います。

当日のメイダン競馬場の様子
当日のメイダン競馬場の様子

次に、ダノンデサイルと同じくシーマクラシックに出走したシンエンペラーですが、サウジアラビアでの圧勝から一転残念な結果となってしまいました。凱旋門賞の時同様、どこか本当の能力を出し切っていないように感じます。まだ精神的に成熟しきっていないのかもしれません。持っている能力は世界トップレベルだと信じているので、今後の活躍に期待したいです。最後に、ゴールデンシャヒーンに出走したアメリカンステージは、唯一の3歳馬として参戦し、古馬達とは肉体的な完成度に差があったのか6着という結果でした。

ドバイシーマCを制したダノンデサイル(撮影・桑原幹久)
ドバイシーマCを制したダノンデサイル(撮影・桑原幹久)
ドバイシーマCを制したダノンデサイルの表彰式(撮影・桑原幹久)
ドバイシーマCを制したダノンデサイルの表彰式(撮影・桑原幹久)

しかし、ドバイでもっとも速いタズ以上のゲートスピードを見せるなど、彼の持つスピードが世界トップレベルに進化していることが確認できたので、今後どの路線で活躍してくれるのか楽しみです。

皆さま、夜遅くにもかかわらず応援していただきありがとうございました。今年のサウジ、ドバイ遠征では日本馬の強さを改めて世界にアピール出来たと思うので、この後のオーストラリアや香港、そして夏のヨーロッパ、秋の凱旋門賞やBCなど、世界主要レースで引き続き日本馬が存在感を示してくれるのが今から楽しみです。(レースホースコーディネーター)