エフフォーリア、ヴェラアズール、デアリングタクトなど、名だたるG1馬に出資してきたKAZFORIA氏が、出資馬を選択する上での着眼点を解説します。(毎週火曜日、木曜日更新予定)

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馬選びで最も重視しているポイントの1つが、募集馬の「気性」である。良血で馬体も良いのになぜか全然走らない出資馬が何頭もいて、その理由を考えた時、一見見えない内面の気性が問題なのではと思いついた。

人間でも厳しい競争社会で生き残るためには、内面の精神力が重要である。動物の一種である馬が、人工的で厳しい競馬のレースに勝つためにはなおさらのことである。やる気、闘争心、賢さなど内面の「気性の良さ」が、厳しいレースを勝つためには非常に重要だと今は考えている。

気性の良さと一口に言っても、漠然として分かりにくいので、今は気性を以下3つの要素に分けてとらえている。

(1)前向きで速く走ろうとする気がある「気力」。

(2)多頭数の厳しいレースで他馬に勝とうとする「気の強さ」。

(3)人工的で複雑な競馬に対応可能な「賢さ」。

まず、「気力」に関しては、「前進気勢のある馬」「走るのが好きな馬」「勢いのある馬」などがプラス要素である。一方「気力や前向きさに欠ける馬」「前進気勢の乏しい馬」「ずるい馬」などはマイナスである。

次に「気の強さ」に関しては、「独立心のある馬」「大人の馬」などがプラスであり、「臆病な馬」「敏感な馬」「子供の馬」「幼い馬」などはマイナス要素である。

最後に「賢さ」については、「集中力のある馬」「物覚えの良い馬」などがプラスであり、「集中力に欠ける馬」「物見をする馬」「馬っ気を出す馬」などはマイナス要素である。

ツアーに行って馬の素振りや挙動を観察したり、馬に触れてその反応を見たりすれば、各馬の気性を身をもって感じることができる。

だが、ツアーに参加できない時のことを考え、パンフ写真と動画をベースに、募集馬の気性を可能な限り把握するのが良いと思う。次回から気性の詳細な判断方法をご紹介する。ぜひご覧いただきたい。